アベノマスク大阪地裁判決を国は控訴するほど馬鹿ではないと信じたい

大阪地裁で先日アベノマスクの単価と数量のマスキング部分を開示せよと国に命じた。当然と言えば当然の判決である

随意契約で各業者に別々の金額で発注している。この単価を隠ぺいしたいのである

何故隠蔽したのか

アベさんが突然公表し、巨額の資金を使い、配布終わった時はマスクが市場に出回ってきた時期であり、しかも配布されたマスクを国民の大多数が利用しなかった安倍政権のコロナ対策の初期の大失敗事例というより愚策の上に、価格の決定もでたとこ勝負で決めていた実態が価格面から明らかになるからである

それを国は法廷で発注単価を明らかにすると受注に参加した業者の「法人の競争上の地位を害する」とか、「今後同じような別の伝染病などが起こる事態になると国の単価が明らかになり国が損害を受ける」とか、屁理屈を並べて引き延ばした。今後伝染病が仮に発生してもこれほどお粗末な防止策をとることは普通はあり得ないと思うが、平気で恥も外聞もなく主張し続けた。証人を尋問したが証言に立つ役人も可哀想であった。

控訴するほど国の担当省庁は馬鹿ではないと思うが、安倍の負の遺産(愚策も含めて)を明らかにしたくないと必死に抵抗するのであろうか

もし控訴したら安倍さんに対する忖度はその後の岸田政権も引き継ぎ、安倍失敗事業や愚策に恥の上塗りをする岸田総理となろう

  • ブックマーク